戦国短歌クイズ

てかぽこ

それぞれの和歌の作者を答えてください。

問題1 散り残る 紅葉はことに いとおしき 秋の名残は こればかりぞと

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石田三成

てかぽこ

滋賀県長浜市にある石田神社にはこの和歌の三成自筆の歌碑があるそうです。

問題2 限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風

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蒲生氏郷(がもう うじさと)

てかぽこ

作家・山田風太郎は『人間臨終図鑑』の中で、この辞世の句を「戦国武将の歌の中の絶唱である」としています。

問題3 さらぬだに うちぬるほども 夏の夜の 夢路をさそふ ほととぎすかな

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お市の方

てかぽこ

そうでなくとも眠る間もないほど短い夏の夜に、この世との別れを誘うほととぎすだなあ、という意味になります。

問題4 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

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細川ガラシャ

てかぽこ

有名な辞世の句です。司馬遼太郎は小説「胡桃と酒」の中で(神がガラシャに)『これほどの意志力をあたえたことは、彼女にとって幸福であったかどうかわからない』と記しています。

問題5 咲きしより 今日散る花の 名残まで 千々に心の くだけぬるかな

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伊達政宗

てかぽこ

死の前年に詠まれた一首です。
司馬遼太郎は小説『馬上少年過ぐ』の中でこの和歌について『とりようによっては意外な寓意がふくまれているようでもある。』と彼の人生に照らし合わせて評しています。

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