問題1 次の句の「終日」は何と読みますか?
春の海終日のたりのたりかな
答えはこちら
ひねもす
春の海終日のたりのたりかな
(はるのうみ ひねもす のたり のたりかな)
てかぽこ
終日(ひねもす)は一日中という意味です。
穏やかできれいな春の青い海が「のたりのたり」とのんびり波をうねらせている様子が感じられますね。
問題2 「春の海終日のたりのたりかな」 この句の作者は誰でしょう?
答えはこちら
与謝蕪村(よさ ぶそん)
江戸俳諧の巨匠であり、俳画の創始者です。
問題3 歳時記の中に季語としてないのはどちらでしょう?
1.夏の月 2.秋の月
答えはこちら
2.秋の月
俳句で「月」というと「秋の月」を指します。
それ以外の月を、「春の月」「夏の月」「冬の月」と呼びます。
問題4 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
秋風や模様の□□□皿二つ 原 石鼎(はら せきてい)
答えはこちら
秋風や模様のちがふ皿二つ(あきかぜや もようのちがう さらふたつ)
原石鼎は医師の家系にうまれましたが、親の望む医師にはならず放浪の暮らしをしていました。
両親と心の行き違う作者の寂しさの感じられる一句です。
問題5 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
梅一輪□□ほどの暖かさ 服部嵐雪(はっとり らんせつ)
答えはこちら
梅一輪一輪ほどの暖かさ (うめいちりん いちりんほどの あたたかさ)
梅が一輪咲きました。冬の終わりの一番寒い時。
たった一つの梅の花ですが、一輪分の春の気配がして小さな暖かさを感じられたのですね。
コメント