問題1 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
□□より花吹き入れて鳰(にお)の波
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四方(しほう)より花吹き入れて鳰(にお)の波
てかぽこ
琵琶湖は鳰(にお・カイツブリの事)という鳥が多いので、鳰の海とも呼ばれています。
二階から見る琵琶湖の風景を詠んだ句です。
風のある日、四方の山々で散った桜の花びらが吹き寄せられて琵琶湖の波にただよっている。
その美しさ。
問題2 問題1の句の作者は誰でしょう?
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松尾芭蕉
芭蕉が浜田珍碩(ちんせき)という弟子の家を訪ねた時の句になります。
珍碩は医者で、医者としての名は道夕。
琵琶湖のほとりの自分の草庵を洒落堂と名付けていました。
問題3 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
よく見れば□花咲く垣根かな 松尾芭蕉
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よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな
(よくみれば なずなはなさく かきねかな)
春の野の花というと、タンポポなどが目につくけれど、垣根をよく見てみたら、白い細かい花をつける「なずな」が咲いているなあ。
なずなは実の形が三味線のバチに似ているところから「ぺんぺん草」とも呼ばれています。
問題4 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
□□が洗つていつた茄子をもぐ
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夕立が洗つていつた茄子をもぐ
(ゆうだちが あらっていった なすをもぐ)
夕立にぬれてピカピカした茄子がとてもおいしそうでした。
それで思わず一つもいだのですね。
問題5 問題4の俳句の作者は誰でしょう?
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種田山頭火(たねだ さんとうか)
山頭火は山口県の出身。
40歳を過ぎてから出家をし、各地を放浪した自由律俳句の代表的俳人です。
戦国短歌クイズ
戦国時代に詠まれた和歌の作者を答えてください。
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