問題1 夏目漱石の作品の冒頭部分になります。作品名を答えてください。
第一夜
こんな夢を見た。
腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。
答えはこちら
夢十夜(ゆめじゅうや)
てかぽこ
夏目漱石の幻想的な短編集です。
「こんな夢を見た。」という書き出しが有名で、第一夜から第十夜までの物語になっています。
問題2 夏目漱石の短編「夢十夜」の「第一夜」。
死ぬ間際の女に「自分」は「〇年待っていてください」と頼まれます。
〇に入るのは?
答えはこちら
百年
女は「百年待っていて下さい」と言い残します。
「百年、私の墓の傍(そば)に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」と。
問題3 「第一夜」で女が死んだあと「自分」は、女の望みどおり、〇〇〇で穴を掘り、〇〇〇〇を墓標にして墓を立てます。
〇に入るのは何でしょう?
答えはこちら
真珠貝で穴を掘り、天から落ちて来る星の破片(かけ)を拾って来て、墓標とします。
問題4 「第一夜」のラスト。
「自分」は女の墓のそばに座り、陽が出て陽が沈むのを何度も見ますが、百年はやってきません。
自分は女にだまされたのではないだろうかと思ったその時に、地面から強烈な匂いの〇〇の花が咲きます。
〇に入る花は何でしょう?
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百合(ゆり)
『真白な百合が鼻の先で骨に徹(こた)えるほど匂った。』とあります。
問題5 百合の花が咲いた時に「自分」は何に気がついたでしょう?
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百年が経っていたこと。
「『百年はもう来ていたんだな』とこの時始めて気がついた。」として、第一夜は終わります。
女の生まれ変わりの百合の強烈な匂いで、ようやくそのことに気がつくことができたのですね。
文学クイズ【樋口一葉】
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