源氏物語クイズ5

てかぽこ

源氏物語に出てくる和歌に関するクイズです。
和歌を詠んだ登場人物を答えてください。

問題1 限りとて 別るる道の悲しきに いかまほしきは 命なりけり

答えはこちら

桐壺の更衣

てかぽこ

主人公、光源氏の母、桐壺更衣が亡くなる直前に最期の力を振り絞って桐壺帝に詠んだ和歌です。
「最期の時がきて、別れる道の悲しさの中で、私が行きたい(生きたい)と願っているのは命の道の方です」

問題2 今はとて  宿かれぬとも  馴れ来つる 真木の柱は  われを忘るな
(いまはとて やどかれぬとも なれきつる まきのはしらは われをわするな)

答えはこちら

真木柱(まきばしら)

てかぽこ

髭黒の大将と最初の北の方との間の長女にあたる姫君です。
髭黒の大将は特にこの姫君をかわいがりましたが、玉鬘を新しく妻に迎えたために、姫君は母と共に
家を去ることになってしまいます。
「今はもうこの家を離れて行きますが、私が馴れ親しんだ真木の柱はわたしを忘れないでね」

問題3 人の世の  憂きをあはれと  見しかども 身にかへむとは  思はざりしを
(ひとのよの うきをあわれと みしかども みにかえんとは おもわざりしを)

答えはこちら

雲居雁(くもいのかり)

てかぽこ

光源氏の息子・夕霧の北の方、雲居雁の和歌です。
夕霧が落葉宮を新しく妻に迎えた時に、夕霧の愛人である藤典侍から彼女に慰めの和歌が送られてきました。
「あなたのために涙で袖を濡らしています」という慰めの和歌に対する返歌です。
「他人の夫婦仲の辛さをかわいそうにと思っていましたが、わが身のことは思いませんでした」

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次