源氏物語クイズ6

てかぽこ

源氏物語に出てくる和歌を詠んだ登場人物を答えてください。

問題1 嘆きわび 空にみだるる わが魂(たま)を  結びとどめよ したがひのつま

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六条御息所

てかぽこ

葵の上に憑りついたと思われる六条御息所の和歌とされています。
「嘆き苦しみながら、空へと乱れ飛んでしまう私の魂をどうか、結んで留めてください」

問題2 年月(としつき)を まつにひかれて 経(ふ)る人に けふうぐひすの 初音(はつね)きかせよ

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明石の上

てかぽこ

紫の上のもとで育つ実の娘、明石の姫君に贈った和歌です。
「長い年月をあなたの成長を待ち続けて過ごしてきた私に今日はその初音(初便り)を聞かせてください」

問題3 心から 春待つ園は わが宿の 紅葉を風の つてにだに見よ

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秋好中宮(あきこのむちゅうぐう)

てかぽこ

六条御息所の娘で、光源氏の養女になった秋好中宮は、その名の通り秋が好きでした。
そんな中宮が春を愛する紫の上に贈った和歌です。
「秋の方が春よりいいですよ」という雅な挑戦状です。

「(秋の今)春を待っているあなたのお庭。せめて風の便りにでも、私の庭の紅葉をご覧ください。」

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