俳句クイズ13

問題1 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
たとふれば□□のはぢける如くなり
 高浜虚子

答えはこちら

たとふれば独楽のはぢける如くなり
(たとうれば こまのはじける ごとくなり)

てかぽこ

河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)が亡くなった時に作られた俳句です。
「碧梧桐とはよく親しみよく争ひたり」という前書きがあります。
そういう間柄だったのですね。

問題2 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
ゆうぜんとして山を見る□哉(かな) 小林一茶

答えはこちら

ゆうぜんとして山を見る
(ゆうぜんとして やまをみる かわずかな)

てかぽこ

一茶には山の方を向いているカエルが、「ゆうぜん」としているように見えたのですね。

問題3 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
□□□隣は何をする人ぞ 松尾芭蕉

答えはこちら

秋深き隣は何をする人ぞ

てかぽこ

「秋深し」ではなく「秋深き」が正しいです。
芭蕉が亡くなるわずか二週間前の句になります。
門人の家に招かれたが、体調が悪く行けなかったため代わりに
この一句を届けさせました。
人恋しさが感じられますね。

問題4 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
□□の上から出たり春の月 森川許六
(もりかわ きょろく)

答えはこちら

清水の上から出たり春の月
(きよみずの うえからでたり はるのつき)

てかぽこ

京都の東山の清水寺の上から月が出ました。
春のぼんやりとした明るい月が照らしています。
京都の春の夜を絵画のように描写した句ですね。

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