問題1 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
叱られて目をつぶる□春隣 久保田万太郎
答えはこちら
叱られて目をつぶる猫春隣
(しかられて めをつぶるねこ はるとなり)
てかぽこ
飼い猫でしょうか。
叱られて思わず目をつぶってしまったんですね。
かわいらしい俳句です。
「春隣」は春がすぐそこまで近づいていることを表しています。
問題2 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
旅に病んで□は枯野をかけめぐる 松尾芭蕉
答えはこちら
旅に病んで夢は枯野をかけめぐる
死の四日前に詠まれた芭蕉の最後の俳句になります。
生前、弟子が辞世の句を乞うと、芭蕉は折々の句が全て辞世の句だと答えたという話が伝わっています。
この句を辞世の句とは考えていなかったようですね。
問題3 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
□□返り□□返りつつ春央ば 西山泊雲(にしやま はくうん)
答えはこちら
冴え返り冴え返りつつ春央ば
(さえかえり さえかえりつつ はるなかば)
「冴え返る」は、春の暖かさに慣れてきたころ、寒さがぶり返す様子を表現する春の季語です。
暖かくなってきたと思っていたら、急に寒さがぶり返して。
そんな日々を繰り返しながら、春はもう半ばですね。
問題4 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
うたた寝のさむれば□の日くれたり 与謝蕪村
答えはこちら
うたた寝のさむれば春の日くれたり
ついうたた寝をしてしまって、ふと目を覚ますと日が暮れて部屋の中はもう暗くなってしまっている。
長い春の日が暮れるまで、ぐっすり寝てしまって、起きて驚いたり、寂しくなったりすることがありますよね。
俳句クイズ13
高浜虚子、河東碧梧桐、松尾芭蕉、森川許六
コメント