源氏物語クイズ8

てかぽこ

源氏物語に出てくる和歌のクイズです。
それぞれの和歌を詠んだ登場人物を答えてください。

問題1 物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の 袖うちふりし 心知りきや

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光源氏

てかぽこ

光源氏が密かに思いを寄せる継母、藤壺の宮に贈った和歌です。
あなたを思うあまりに、とても舞うことなどできそうもない私が、袖を振って舞った気持ちをわかってくださったでしょうか?

問題2 袖濡るる 露のゆかりと 思ふにも なほ疎まれぬ 大和撫子

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藤壺の宮

てかぽこ

光源氏から贈られた和歌に対する返歌です。
この和歌には2つの解釈が存在します。
「涙で袖を濡らしている源氏の君の子と思うにつれて、やはり疎むことができない(かわいい)大和撫子(二人の間の子)です。」
「涙で袖を濡らしている源氏の君の子と思うにつれて、やはり疎ましく感じる大和撫子(二人の間の子)です。」
正反対の意味になってしまう解釈。

あるいはこの2つの感情が混じった和歌なのかもしれませんね。

問題3 心いる 方ならませば 弓張の 月なき空に 迷はましやは
(こころいる かたならませば ゆみはりの つきなきそらに まよはましやは)

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朧月夜

てかぽこ

本当に深い気持ちで思っていらっしゃれば、たとえ月が出ていなくても迷うことがありましょうか

朧月夜を探しに来て「かすかに見かけた有明の月をまた見ることができようか」と和歌を詠んだ光源氏への返歌です。
あなたの気持ちが深くないから迷ってしまうのですよ。

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