てかぽこ
源氏物語に出てくる和歌のクイズです。
それぞれの和歌を詠んだ登場人物を答えてください。
問題1 物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の 袖うちふりし 心知りきや
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光源氏
光源氏が密かに思いを寄せる継母、藤壺の宮に贈った和歌です。
あなたを思うあまりに、とても舞うことなどできそうもない私が、袖を振って舞った気持ちをわかってくださったでしょうか?
問題2 袖濡るる 露のゆかりと 思ふにも なほ疎まれぬ 大和撫子
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藤壺の宮
光源氏から贈られた和歌に対する返歌です。
この和歌には2つの解釈が存在します。
「涙で袖を濡らしている源氏の君の子と思うにつれて、やはり疎むことができない(かわいい)大和撫子(二人の間の子)です。」
「涙で袖を濡らしている源氏の君の子と思うにつれて、やはり疎ましく感じる大和撫子(二人の間の子)です。」
正反対の意味になってしまう解釈。
あるいはこの2つの感情が混じった和歌なのかもしれませんね。
問題3 心いる 方ならませば 弓張の 月なき空に 迷はましやは
(こころいる かたならませば ゆみはりの つきなきそらに まよはましやは)
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朧月夜
「本当に深い気持ちで思っていらっしゃれば、たとえ月が出ていなくても迷うことがありましょうか」
朧月夜を探しに来て「かすかに見かけた有明の月をまた見ることができようか」と和歌を詠んだ光源氏への返歌です。
あなたの気持ちが深くないから迷ってしまうのですよ。
源氏物語クイズ7
源氏物語に出てくる和歌から登場人物を当ててください。
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