問題1 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
みずみずしセロリを噛めば夏□□ 日野草城(ひの そうじょう)
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みずみずしセロリを噛めば夏匂う(みずみずし セロリをかめば なつにおう)
てかぽこ
セロリを噛んだ瞬間、セロリの匂いが広がって夏を感じたんですね。
この句は、冬にセロリを噛んで「夏みたいだ」と感じたという解釈と、実際に夏の季節を詠んだのだという解釈にわかれるようです。
問題2 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
尾頭のこころもとなき□□かな 向井去来(むかい きょらい)
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尾頭のこころもとなき海鼠かな (おかしらの こころもとなき なまこかな)
「心もとない」は、おぼつかない、頼りないという意味です。
ナマコさん、どちらが頭で、どちらがシッポ?
わからないよ。
問題3 次の俳句の□に正しい言葉を入れてください。
椿落ちてきのふの□をこぼしけり 与謝蕪村
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椿落ちてきのふの雨をこぼしけり(つばきおちて きのうのあめを こぼしけり)
椿は花ごと、ぽとりと完全な形のまま地面に落ちてきます。
昨日は雨だったけど、今日は晴れて良い天気。
椿の花が一つ落ちて、投げ出すように横倒しになりました。
そのとたん花の奥から、水がこぼれたんですね。
花にたまっていた昨日の雨水です。
俳句クイズ15
河合曾良,川端茅舎,小西来山
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