紫式部クイズ3

問題1 「紫式部日記」の中で紫式部が『趣のある手紙の交換をした人です。けれども感心できないところがあります。気を許して手紙をはしり書きしたときに、その方面の才能がある人で、ちょっとした言葉の艶も見られるようです。』と評したのは?

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和泉式部

てかぽこ

恋多き女として知られていた情熱的な歌人、和泉式部。
紫式部は才能を認めながらも、やや辛口です。
「こちらが恥じ入るほど立派な歌人とは思われません。」と評しています。

問題2 「紫式部日記」の中で紫式部が『中宮様や道長様の周辺では匡衡衛門(まさひらえもん)と呼んでいます。』『(彼女が詠む和歌は)実に風格があり』『知られている歌ではちょっとした機会に詠んだ歌でもこちらが恥じ入るぐらいの立派な詠みぶりです。』と評したのは?

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赤染衛門

てかぽこ

赤染衛門は赤染時用(あかぞめの ときもち)の娘、大江匡衡(おおえのまさひら)の妻です。
夫婦仲が良かったので「赤染衛門」ではなく、周囲には夫の名の「匡衡衛門」と呼ばれていたんですね。
辛辣な紫式部にしては褒めていますが、それでも「上句と下句とがばらばらなほど離れた腰折れた歌を詠み出して」「自分一人悦に入っている人は、憎らしくも気の毒にも思われることです。」と最後は辛口です。

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