問題1 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
鎌倉を驚かしたる□□あり 高浜虚子
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余寒(よかん)
鎌倉を驚かしたる余寒あり 高浜虚子
てかぽこ
「余寒」は春の季語で、立春を過ぎた後でも、なお残る寒さをいいます。
「鎌倉」という土地そのものが、さらには鎌倉に暮らす人々が驚くような寒気の訪れだったのでしょう。
問題2 次の俳句の□に正しい文字を入れてください。
夏山や一足づつに□見ゆる 小林一茶
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夏山や一足づつに海見ゆる 小林一茶
(なつやまや ひとあしずつに うみみゆる)
一茶は現在の長野県、北信濃の出身です。
一足ごとに、海のひらけた風景が見えてくるのが珍しく、嬉しかったのかもしれませんね。
問題3 次の俳句の□に正しい文字を入れてください。
春□□□ねざめの畳よく匂ふ
石橋秀野 (いしばし ひでの)
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春さむしねざめの畳よく匂ふ
季語は「春さむし」。「余寒」と同じ立春を過ぎた後でも、なお残る寒さをいいます。
朝、目を覚ますと、まだ春とは名ばかりの室内の寒さ。
その寒さの中での新しい畳の匂いは何ともいえなそうですね。
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