源氏物語クイズ14

問題1 源氏物語の巻名の読み方を答えてください。
「常夏」

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とこなつ

てかぽこ

源氏物語第26帖の巻名です。玉鬘十帖の第5帖。
巻名は、源氏の君が玉鬘に「撫子(なでしこ)の花のようにいつも変わらぬ美しいあなたを見れば、内大臣(頭中将)はあなたの母親の夕顔のことを尋ねられることでしょう」と和歌を詠んだことから。
撫子は古くは常夏(とこなつ)と呼ばれていました。
(撫子の とこなつかしき 色を見ば もとの垣根を 人や尋ねむ)

問題2 源氏物語の巻名の読み方を答えてください。
「藤袴」

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ふじばかま

てかぽこ

源氏物語第30帖の巻名です。玉鬘十帖の第9帖。
巻名は、玉鬘が姉ではないことを知った夕霧が玉鬘に「あなたと同じ野の露に濡れてしおれている藤袴です。どうかあはれをかけてください。ほんの申し訳程度でも」と和歌を詠んだことから。
残念ながら、玉鬘には「あなたと私は姉弟も同じではないですか」と拒まれてしまいました。

問題3 源氏物語の巻名の読み方を答えてください。
「真木柱」

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まきばしら

てかぽこ

源氏物語第31帖の巻名です。玉鬘十帖の第10帖。
巻名は、玉鬘と強引に結婚した髭黒の娘が「今はもうこの家を離れて行きますが、私が馴れ親しんだ真木の柱はわたしを忘れないでね」という和歌を詠んだことから。
髭黒が玉鬘を新しく妻に迎えたことから、髭黒の北の方はこの娘たちと共に実家へ戻ってしまいます。
この和歌を詠んだ姫はこの後、真木柱と呼ばれることになります。

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