問題1 次の俳句の□に入る言葉は何でしょう?
大□ゆらりゆらりと通りけり 小林一茶
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大蛍ゆらりゆらりと通りけり (おおぼたる ゆらりゆらりと とおりけり)
てかぽこ
夏の夜の暗闇の中で、大きな蛍がゆらーりゆらーりと飛んでいったなあ。
一茶56歳の時の句です。
問題2 春の日や庭に雀の□あびて 上島鬼貫(うえじま おにつら)
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春の日や庭に雀の砂あびて
のどかな春の日に、お庭では雀が砂浴びをしているよ。
雀は体についた汚れや寄生虫を払うために晴れた日に砂浴びをします。
いかにものどかな春の日の風景です。
問題3 淋しさの□ぬけて降るみぞれかな 内藤丈草(ないとう じょうそう)
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淋しさの底ぬけて降るみぞれかな
空は淋しさをこらえていました。
そうして水のようにたまっていた淋しさが、ついに空の底を抜けて、冷たいみぞれとなって降ってきたのだなあ。
芭蕉の弟子、内藤丈草のやり場のない孤独を感じる一句です。
俳句クイズ20
尾崎放哉,小林一茶,芝不器男,
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