問題1 次の短歌の□に入る言葉は何でしょう?
夏の□の 繁みに咲ける□□□の 知らえぬ□は 苦しきものそ
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夏の野の繁みに咲ける姫百合の 知らえぬ恋は苦しきものそ 大伴坂上郎女
てかぽこ
夏の野原の草の繁みに咲いている姫百合のように、人知れず思う恋はつらいものです。
問題2 次の短歌の□に入る言葉は何でしょう?
願わくば□のもとにて□死なむ その□□の□□のころ
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願わくば花のもとにて春死なむ その如月の望月のころ 西行
西行法師の有名な歌になります。
もしも願いが叶うなら私は満開の桜の下で死にたい。
そしてできることならば、お釈迦様が亡くなったのと同じ春の二月(現在の三月)の満月の頃でありますように。
驚くことにその願いは叶ったのです。
問題3 次の短歌の□に入る言葉は何でしょう?
□□より □□道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月
(A)暗き (B)遠き (C)深き
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暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月
和泉式部
これまでも暗闇を歩いてきたのに、どうやらもっと暗い道に入ろうとしています。
仏様よ、どうか、山から上った月のように暗闇を照らしてください。
恋多き女性として知られる和泉式部が若き日に詠んだ歌です。
短歌クイズ②
額田王、和泉式部、大津皇子、狭野茅上娘子
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