俳句クイズ5

問題1 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
目には□□山ほととぎす□□ 山口素堂


答えはこちら

目には青葉山ほととぎす初鰹
(めにはあおば やまほととぎす はつがつお)

てかぽこ

あまりにも有名な一句。
「目に青葉」と間違えられることが多いですが、「目に青葉」です。
山口素堂は芭蕉と親交のあった江戸の俳人です。

問題2 問題1の「目には~」の俳句は「□□にて」という前書があります。
□□に入る地名はどこでしょう?

答えはこちら

鎌倉

てかぽこ

目のためには青葉、耳のためには、ほととぎす。
さらに舌を楽しませる鎌倉名物の初鰹まで加わって、初夏の鎌倉は何と気持ちの良い土地なのかという思いですね。
江戸の人は初物が大好きでした。

問題3 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
□逃げて□ゆすりけり朧月  池西言水(いけにし ごんすい)

答えはこちら

逃げてゆすりけり朧月  池西言水(いけにし ごんすい)
(ねこにげて うめゆすりけり おぼろづき)

てかぽこ

道で猫に出会ったら、猫は驚いて逃げてしまいました。
猫は梅を伝って逃げたから、枝が揺すられていい匂いがして。
朧月の美しさと、猫のかわいらしさと、そして梅の香りがふわっと広がっていく様子まで伝わる句です。

問題4 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
雪とけて□□□□したる月夜かな
 小林一茶

答えはこちら

雪とけてくりくりしたる月夜かな 小林一茶

てかぽこ

月を「くりくり」と表現した面白い句ですね。
空気が澄んだ静かな雪解けの夜。
見上げると「くりくりっ」とした丸いお月様が浮かんでいたのでしょう。
月の光が、家や溶けかけの雪を明るく照らすさまが見えてくるようです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次