問題1 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
目には□□山ほととぎす□□ 山口素堂
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目には青葉山ほととぎす初鰹
(めにはあおば やまほととぎす はつがつお)
てかぽこ
あまりにも有名な一句。
「目に青葉」と間違えられることが多いですが、「目には青葉」です。
山口素堂は芭蕉と親交のあった江戸の俳人です。
問題2 問題1の「目には~」の俳句は「□□にて」という前書があります。
□□に入る地名はどこでしょう?
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鎌倉
目のためには青葉、耳のためには、ほととぎす。
さらに舌を楽しませる鎌倉名物の初鰹まで加わって、初夏の鎌倉は何と気持ちの良い土地なのかという思いですね。
江戸の人は初物が大好きでした。
問題3 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
□逃げて□ゆすりけり朧月 池西言水(いけにし ごんすい)
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猫逃げて梅ゆすりけり朧月 池西言水(いけにし ごんすい)
(ねこにげて うめゆすりけり おぼろづき)
道で猫に出会ったら、猫は驚いて逃げてしまいました。
猫は梅を伝って逃げたから、枝が揺すられていい匂いがして。
朧月の美しさと、猫のかわいらしさと、そして梅の香りがふわっと広がっていく様子まで伝わる句です。
問題4 次の俳句の□□に正しい文字を入れてください。
雪とけて□□□□したる月夜かな 小林一茶
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雪とけてくりくりしたる月夜かな 小林一茶
月を「くりくり」と表現した面白い句ですね。
空気が澄んだ静かな雪解けの夜。
見上げると「くりくりっ」とした丸いお月様が浮かんでいたのでしょう。
月の光が、家や溶けかけの雪を明るく照らすさまが見えてくるようです。
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