俳句クイズ24

問題1 次の俳句の□に入る言葉は何でしょう?
立春の□のふかさよ手鞠唄  石橋秀野
(いしばし ひでの)

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立春ののふかさよ手鞠唄

てかぽこ

立春といいながら、まだまだ雪が残っています。
外で遊べる日を待っている子どもの手毬唄がいじらしいです。
石橋秀野は洗練された俳句を多く残した女流俳人でしたが、結核のため38歳の若さで亡くなりました。

問題2 次の俳句の□に入る言葉は何でしょう?
□□散て打かさなりぬ二三片 与謝蕪村

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牡丹散て打かさなりぬ二三片(ぼたんちりて うちかさなりぬ にさんぺん)

てかぽこ

咲き誇っていた牡丹の花が散りました。
落ちた花びらの二、三片が重なっています。
まるで、絵画のような美しい俳句です。
「散て」は、蕪村自身が平仮名で書いた手紙の中で「ちりて」としています。

問題3 次の俳句の□に入る言葉は何でしょう?
ずぶぬれて□□□ 住宅顕信(すみたく けんしん)

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ずぶぬれて犬ころ

てかぽこ

たった9音の自由律俳句です。
雨にずぶぬれになった子犬の姿をそのまま俳句にしています。
作者は23歳の時に急性骨髄性白血病を発病。直後に長男が産まれますが、妻の実家の希望により離婚。
ずぶぬれになった子犬に自身の悲しみを重ねたのでしょうか。

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