源氏物語クイズ26

問題1 次の言葉は、源氏物語の中の誰の言葉でしょうか?
いかまほしきは命なりけり
(私の行きたいのは生きる道の方でございます)

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桐壺更衣

てかぽこ

光源氏の母親、桐壺更衣。
特別に身分の高い出自ではありませんが、桐壺帝の寵愛を一身に受けていたため、他の女御、更衣たちから憎まれて、様々な嫌がらせを受けて、ついに病に倒れます。
「私を残しては逝けますまいね」と問いかける帝に「私の行きたいのは生きる道の方でございます」と和歌で返します。
生きることを切望しながら桐壺更衣は世を去ります。

問題2 次の言葉は、源氏物語の中の誰の言葉でしょうか?

灰になりたまはむを見たてまつりて 今は亡き人とひたぶるに思ひなりなむ

(灰になるのを見させていただいて、もう亡くなってしまった人だとひたすらに思い切ろう)

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桐壺更衣の母

てかぽこ

桐壺更衣の母は、由緒ある家柄の出身で、教養もある人でした。
しかし、桐壺更衣は帝に愛され過ぎたために、後宮の他の女性達からの激しいいじめを受け、体が弱り亡くなってしまいます。
たった一人の娘を失った母親の嘆きは痛ましいものでした。
「火葬で灰になるところを見て、諦めをつけましょう」と気丈にふるまって娘の死を受け入れようとします。

問題3 次の言葉は、源氏物語の中の誰の言葉でしょうか?

これに足らずまたさし過ぎたることなくものしたまひけるかな

(あの方は、足りないものもなく、過ぎたることもないなあ)

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光源氏

てかぽこ

「雨夜の品定め」で、左馬頭が、「女性は知っていることでも知らぬ顔をして、言いたいことがあったとしても一つ二つは言わずにおくようであるべきなのです」と主張します。
源氏の君は、それを聞きながら「藤壺宮は教養も申し分ないが、ひけらかすようなところがなく、控えめで理想的だ」と藤壺宮を思い、胸がいっぱいになるのです。

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