文学クイズ【樋口一葉】

問題1 樋口一葉の代表作「たけくらべ」のあらすじです。以下の□に入る言葉を答えてください。
舞台は東京の吉原に近い下町。勝気で活発な美少女、美登利。

彼女の姉は人気の花魁で、いずれ美登利も花魁となることが決まっています。
美登利は□□の息子、信如に淡い思いを抱いていますが、信如自身も将来□□になる運命です。

答えはこちら

舞台は東京の吉原に近い下町。勝気で活発な美少女、美登利。彼女の姉は人気の花魁で、いずれ美登利もそうなることが決まっています。
美登利は僧侶の息子、信如に淡い思いを抱いていますが、信如自身も将来僧侶になる運命です。

てかぽこ

作中に出てくる下町の子どもたちは、とても生き生きと描写されています。
しかし、「たけくらべ」の作品自体の背景には運命に逆らえない美登利と信如の切なさがあります。

問題2 「たけくらべ」のラストで、美登利の家の格子戸に□□の作り花が差し入れられます。
□に入る花は何でしょう?

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水仙の作り花(造花)

てかぽこ

美登利は水仙の作り花を見つけ、懐かしく思います。その日は信如が僧侶の学校に入る当日でした。
運命に導かれていく二人の最後のふれあいとなるのでしょう。

問題3 樋口一葉が日記の中で「敵にまわしてもおもしろい、味方にすると猶(なお)おもしろそうだ」という意味の事を記した人物は誰でしょう?

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斎藤 緑雨(さいとう りょくう)

てかぽこ

明治時代、「正直正太夫」の筆名で文壇に毒舌をふるった評論家、小説家です。
一葉との交流は、一葉が亡くなるまで続きました。緑雨は自身が亡くなる直前、預かっていた一葉の日記を「何とかこれを出すようにしてやってくれ。」と友人の馬場孤蝶に託しました。

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