てかぽこ
百人一首の決まり字とは、「ここまで聞けば、取るべき札がわかる」という和歌の先頭の数文字のことです。
問題1 決まり字:「はるす」の百人一首の和歌を答えてください。
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春すぎて夏来にけらし白たへの ころもほすてふあまの香具山 持統天皇
いつの間にか春が過ぎて夏が来たようですね。
夏になると衣をほす天の香具山では。
天智天皇の皇女で天武天皇の妻となり、夫の没後、自ら即位した持統天皇の和歌です。
問題2 決まり字:「しら」の百人一首の和歌を答えてください。
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白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける 文屋朝康(ふんやのあさやす)
草葉の白露に風がしきりに吹く秋の野は、糸に通して留めていない真珠の玉が散っていくよう。
文屋朝康は、百人一首「吹くからに~」の作者、文屋康秀の子です。
当時評判の歌人でしたが、生涯低い身分のままでした。
問題3 決まり字:「あらざ」の百人一首の和歌を答えてください。
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あらざらむこの世のほかの思ひ出に 今ひとたびのあふこともがな 和泉式部
私はもうすぐ死んでいなくなるでしょう。
亡き後の世界の思い出となるように、もう一度あなたに逢いたいのです。
結婚をしていながら、若い親王と恋に落ち、離婚。
親王にも先立たれた後、さらに親王の弟と恋に落ちたことでも有名な恋多き歌人、和泉式部らしい情熱的な和歌です。
百人一首クイズ1【藤原実方朝臣】
百人一首クイズ1【藤原実方朝臣】
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